「ちょっとだけ鍛えたい」という日本人の需要を捉えて急成長したRIZAPグループの低コストジム**「チョコザップ(chocoZAP)」**。2022年の展開開始から数年で全国2,000店舗を超える規模となり、日本最大のフィットネスチェーンの一角を担うまでに成長した。
そのチョコザップが次に打つ手として注目されているのが、全店舗へのプロテイン・健康食品自販機の設置だ。フィットネスとウェルネス商材の自動販売機を組み合わせることで、RIZAP流の「ヘルスケア導線」をより完結させる戦略が浮かび上がっている。
チョコザップの現状と規模感
圧倒的なスピード展開
2022年7月のサービス開始から、チョコザップは月に100〜200店舗という異例のペースで出店を続けてきた。
チョコザップの特徴:
- **月額3,278円(税込)**という低価格(通常のフィットネスジムの1/3〜1/5程度)
- 24時間無人稼働のセルフ型ジム
- スマートフォンアプリで入退場管理
- 運動器具だけでなく、セルフエステ・ホワイトニング・ゴルフ等の複合設備
2,000店舗×会員数を計算すると、チョコザップ会員は100万人超とも言われる。この巨大な顧客基盤が、プロテイン自販機設置の経済合理性を裏付ける。
プロテイン自販機設置の戦略的意義
なぜ自販機なのか?
チョコザップは「無人・省力化」を経営の基本原則としている。スタッフを置かないからこそ低価格が実現できる。プロテイン・サプリメントの販売も無人自販機で完結させることで、販売スタッフの人件費ゼロで収益化できる。
自販機設置のメリット:
- 無人24時間販売で会員のトレーニング後すぐに購入可能
- 在庫管理をIoT連携で遠隔監視
- 会員カード・スマートフォンとの連携でパーソナライズ提案も可能
📌 チェックポイント
チョコザップが全2,000店舗に1台ずつ設置した場合、単純計算でプロテイン自販機の新規需要は2,000台。これは国内の冷凍食品自販機の設置台数の約20%に相当する。
プロテイン自販機市場への波及効果
健康食品自販機市場が拡大
チョコザップ参入が触媒となり、フィットネス施設・スポーツ施設全体での健康食品自販機設置が加速する可能性がある。
市場での動き:
- スーパーフィットネスクラブ各社が追随検討
- プロテインメーカー(ザバス・マイプロテイン等)との独占供給交渉
- 栄養管理アプリとの連携商品の自販機展開
自販機メーカーへの影響
プロテイン・サプリメントは粉末・液体・バータイプなど多様な形状があり、通常の飲料自販機とは異なる機種や温度管理が必要なケースがある。この需要に対応した特化型自販機の需要が生まれる可能性がある。
まとめ
チョコザップとプロテイン自販機の組み合わせは、「フィットネス×自販機」という新市場の本格的な幕開けを告げる動きだ。
RIZAPグループの持つブランド力・会員基盤・データ活用力が自販機ビジネスと結びつくことで、単なる「ジム内の自販機」を超えた新しいヘルスケアエコシステムが生まれるかもしれない。
この動向は、フィットネス施設に自販機を設置しているオーナーや、健康食品の販路拡大を検討している事業者にとっても、大きな参考になるはずだ。
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