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新商品2026.04.05| 編集部

【富士電機 FX12シリーズ】1台でコーヒー・紅茶・スープ全部対応。マルチメニューカップ自販機の全貌

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【富士電機 FX12シリーズ】1台でコーヒー・紅茶・スープ全部対応。マルチメニューカップ自販機の全貌

オフィスの休憩室、工場の食堂、大学の廊下。「コーヒーだけでなく、紅茶もスープも飲みたい」「1台で多様な飲み物を揃えたい」というニーズは非常に多く存在します。

そのニーズに応える代表格が、富士電機のFX12シリーズです。レギュラーコーヒー・インスタントコーヒー・カフェオレ・紅茶・ホットスープ・ホットチョコなど、最大8〜12品目を1台でカバーするマルチメニューカップ式自販機として、全国のオフィス・工場・大学で広く導入されています。

本記事では、FX12シリーズのスペック・価格・電気代を詳しく解説するとともに、コンビニコーヒーとのコスト比較、豆挽きカップ機との使い分けポイントまで徹底的に紹介します。


FX12シリーズとは?

FX12シリーズは富士電機が製造するカップ式複合飲料自販機です。カップ式とは、機内でカップに飲料を調理・注入して提供する方式で、缶・ペットボトル自販機とは異なり「その場で作りたての温かい/冷たい飲料」を提供できます。

**FX12シリーズの核心的な特徴は「マルチメニュー対応」**です。1台の機械の中に複数の原料タンク(インスタントコーヒー・砂糖・クリーマー・紅茶・スープパウダー・ホットチョコパウダーなど)を搭載し、ボタン一つで異なる飲料を調合・提供できます。

対応できる飲料カテゴリ

カテゴリ 代表的な品目例
コーヒー系 ブラックコーヒー・砂糖入り・ミルク入り・カフェオレ
インスタント系 インスタントコーヒー・スティックタイプ原料
ティー系 ストレートティー・ミルクティー・レモンティー
ホットドリンク系 コーンスープ・ポタージュ・ホットチョコ・ミルクセーキ
アイス系(夏季対応) アイスコーヒー・アイスティー(機種・設定による)

FX12シリーズの基本スペック

主要仕様一覧

項目 仕様
型番(参考) FX12A(参考値)
最大メニュー数 8〜12品目(仕様により異なる)
外形寸法(参考) W1050×D750×H1830mm
カップ収容数 400〜600杯分
原料タンク 複数スロット(品目数に対応)
電源 AC100V・単相(家庭用)
消費電力(参考) 約1,000〜1,500W(最大時)
給水方式 水道直結または給水タンク方式(機種による)
決済方式 硬貨・紙幣(キャッシュレスオプションあり)

💡 給水方式について

FX12シリーズは水道直結型と給水タンク型があります。水道直結型は補充頻度が低くメンテナンスが楽ですが、設置場所に給水配管工事が必要です。給水タンク型は配管工事不要で設置が簡単ですが、定期的な水補充が必要です。設置場所の環境に合わせて選択してください。

カップサイズと飲料量

カップサイズ 内容量 主な対象飲料
Sサイズ 120ml エスプレッソ・濃縮コーヒー
Mサイズ(標準) 150〜180ml コーヒー・紅茶・スープ
Lサイズ 200〜250ml ミルクティー・カフェオレ等

コンビニコーヒーとのコスト比較

「カップ自販機を導入するより、コンビニコーヒーを購入した方が安いのでは?」という疑問はよくあります。実態を数字で比較してみましょう。

1杯あたりのコスト比較

提供方法 1杯あたり販売価格 原価目安 1杯あたりコスト
コンビニコーヒー(Mサイズ) 170〜200円 購入者負担(全額) 170〜200円/人
カフェ・チェーン店 350〜550円 購入者負担(全額) 350〜550円/人
FX12(オフィス提供・無料) 0円(従業員負担なし) 約20〜50円/杯 20〜50円/人(会社負担)
FX12(有料設置・100円販売) 100円 約20〜40円/杯 差し引き売上60〜80円

📌 チェックポイント

1日100杯消費するオフィス(従業員50名)では、コンビニコーヒー代が月間約34万円(170円×100杯×20日)かかる計算になります。FX12を導入して1杯コスト30円で提供すれば月間コストは6万円。1台の購入費用が230万円としても約3年で回収できる計算になります。

1年間の総コスト試算(従業員50名・1日100杯消費のオフィス)

シナリオ 年間コスト 10年総コスト
全員がコンビニコーヒー 約408万円/年 約4,080万円
FX12導入(本体180万・原価30円/杯) 本体費+約72万円/年 約902万円
FX12導入(リース・月3万) 約36万円+72万円=約108万円/年 約1,080万円

電気代の目安

月間電気代の試算

カップ式自販機は、お湯を常時保温するためのヒーターが主な電力消費源です。

稼働条件 月間消費電力(目安) 月額電気代(目安)
24時間稼働 約500〜700kWh 約10,000〜21,000円
営業時間のみ(8時間) 約170〜250kWh 約3,400〜7,500円

💡 省エネ設定について

多くのカップ自販機には「省エネタイマー」機能があり、夜間・休日は保温温度を下げることで電気代を削減できます。オフィスや工場など夜間に使用されない場所では、省エネタイマーの活用で電気代を20〜40%削減できるケースがあります。


導入費用の内訳

本体価格と導入方法

FX12シリーズの本体価格は約180〜280万円(参考値)です。

導入方法 初期費用 月額コスト目安 向いているケース
購入 180〜280万円 なし(電気代・保守のみ) 長期安定運用・大規模オフィス
リース(5年) 10〜30万円 月々4〜7万円 初期費用を抑えたい
レンタル 0〜5万円 月々5〜9万円 試験導入・短期利用
オペレーター設置 0円 売上の一定割合を分配 有料販売・商業施設

設置工事費の目安

工事内容 費用目安
搬入・設置 3〜6万円
給水配管工事(直結型) 5〜15万円
電源工事 3〜8万円
排水工事 3〜8万円

⚠️ 注意点

カップ式自販機は給水・排水工事が必要な場合があります。特に水道直結型は配管工事費が別途かかるため、本体費用のみで試算しないよう注意してください。設置場所の状況によっては工事費が20万円以上になることもあります。

ランニングコスト

費用項目 月額目安
電気代 3,400〜21,000円
原料費(コーヒー・紅茶・砂糖・クリーマー等) 月間販売数×20〜50円
カップ・スターラー消耗品 実費(月500〜2,000円程度)
保守・メンテナンス 5,000〜15,000円

オフィス・工場・大学での活用

オフィスでの活用

オフィスへのカップ自販機設置は、従業員の福利厚生向上とともに、「コーヒーを買いに外出する時間」を削減できるメリットがあります。

  • 会議室・休憩室への設置:打ち合わせ中の飲料提供を自動化
  • フロアごとの設置:大規模オフィスでは各フロアへの分散設置で利便性UP
  • 外部来客へのおもてなし:受付や応接室前への設置で来客対応を自動化

📌 チェックポイント

来客対応にカップ自販機を活用する場合、「どうぞ、ご自由にお選びください」とご案内できるため、接客担当者の負担を軽減しながら来客満足度を高めることができます。特にスタッフが少ないスタートアップ・中小企業での活用が増えています。

工場・物流施設での活用

工場・物流センターでは、深夜シフト・早朝シフトの従業員への飲料提供が課題になりがちです。カップ自販機は24時間稼働できるため、夜間のコーヒー・スープ需要に対応できます。

  • 冬場のホットスープ需要(コーンスープ・ポタージュ)が高い
  • 作業中でも短時間で飲料を取得できるアクセス性が重要
  • 1杯あたりのコストを抑えた「従業員割引価格」設定も可能

大学・専門学校での活用

大学キャンパスでは、講義棟・図書館・食堂などへの設置が多い傾向があります。学生の多い時間帯(10時〜15時)の需要に対応するため、カップ収容数400〜600杯のFX12シリーズは補充頻度を抑えられます。


豆挽きカップ機との使い分け

富士電機には豆挽き(レギュラーコーヒー専用)のカップ自販機もラインナップされています。FX12との使い分けポイントを整理します。

詳細は富士電機 カップ式レギュラーコーヒー自販機レビューもご参照ください。

FX12シリーズ vs 豆挽き専用機

比較項目 FX12シリーズ(マルチメニュー) 豆挽き専用機
コーヒーの品質 インスタント〜セミレギュラー 豆挽きで本格的
対応メニュー数 8〜12品目 コーヒー系のみ(3〜6品目)
価格帯 180〜280万円 150〜220万円
維持管理 原料補充・グラインダー清掃なし 豆・グラインダー管理が必要
向いている場所 多様な飲料ニーズがある場所 コーヒーにこだわる場所

📌 チェックポイント

「コーヒーの品質にこだわりたい」かつ「コーヒー以外も提供したい」場合は、豆挽き機とFX12の2台設置という選択肢もあります。ただし、1台のコストで済むFX12の方がほとんどの場合でコストパフォーマンスに優れます。品質重視の会議室には豆挽き機、一般フロアにはFX12という使い分けをするオフィスも存在します。


導入前チェックリスト

  • 1日の想定消費杯数の確認(100杯以上ならFX12が効率的)
  • 給水方式(水道直結 or タンク)の設置環境確認
  • 排水の処理方法(排水配管 or タンク回収)の確認
  • 電源(AC100V専用回路)の確保
  • キャッシュレス決済の必要性検討(Suica・クレカ・QRコード)
  • 原料補充の担当者・頻度の設定
  • 購入・リース・オペレーター方式の総コスト比較

まとめ

富士電機FX12シリーズは、**「1台でコーヒーから紅茶・スープまでカバーしたい」**というオフィス・工場・大学のニーズに応える理想的な複合型カップ式自販機です。

コンビニコーヒーと比較しても1杯あたりコストは大幅に低く、従業員50名規模のオフィスであれば数年で導入コストを回収できる計算になります。マルチメニューの利便性と、富士電機の自販機メーカーとしての信頼性・サポート体制が組み合わさったFX12は、職場環境の改善と運営コスト削減を同時に実現できる優れたソリューションです。

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