じはんきプレス
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コラム2026.04.09| 経営担当

【飲食店オーナー必見】店舗外に自販機を置くだけで月5万円の副収入。設置から収益化まで

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飲食店の閉店後、誰もいない店前で自販機だけが静かに光っている。翌朝オーナーが確認すると、深夜から朝にかけて飲料が15本売れていた——。

飲食店を経営していると、「人がいる時間だけが売上を作る時間だ」という思い込みがある。しかし自販機は違う。24時間365日、オーナーが寝ていても売上を作り続ける

特に飲食店は、自販機設置に有利な条件が揃っている。店前に人通りがある、電源が確保しやすい、食材や冷凍メニューを活用したオリジナル商品を展開できる——これらの強みを活かせば、月5万円以上の副収入は現実的な目標だ。

本記事では、飲食店オーナーが自販機を活用して副収入を得るための方法を、設置から収益化、税務処理まで一貫して解説する。


第1章:飲食店オーナーが自販機を持つメリット

飲食店に特有の自販機設置優位性

飲食店オーナーが自販機を設置するにあたって、一般の自販機オーナーより有利な点がいくつかある。

電源の確保が容易:飲食店はもともと大容量の電力契約をしているため、自販機用の電源を引き出すことが比較的簡単だ。別途引き込み工事が不要なケースも多い。

立地の優位性:飲食店は多くの場合、人通りのある場所に立地している。店舗の集客力が自販機の購買を後押しする。

食材・メニューとの連携:店で使っている食材や自店のメニューを自販機で販売できる。これは飲食店オーナーだけが持つ最大の強みだ。

既存の仕入れルート活用:飲料を自販機で販売する場合も、飲食店の仕入れルートを活用することでコストを抑えられる可能性がある。

📌 チェックポイント

飲食店の店前や駐車場に自販機を設置した場合、既存の来店客が「帰り際に買う」ケースと、自販機目当ての「新規立ち寄り客」の両方を獲得できる。特に閉店後・営業時間外の売上は純粋なプラスとなり、飲食店の収益構造を大きく改善する。

「寝ている間も稼ぐ」仕組みの価値

飲食店は人件費が経営を圧迫する業態の一つだ。営業中は厨房・ホール・レジと常に人手が必要で、「自動化」がしにくい。

しかし自販機は違う。一度設置してしまえば、補充とメンテナンス以外は手がかからない。朝の開店準備をしながら、昨夜の自販機売上を確認する——そんなルーティンが、飲食店経営に安定的な副収入をもたらす。

月に5〜10万円の副収入が毎月安定して入ってくる、それが飲食店経営者にとって自販機の本当の価値だ。


第2章:設置できる自販機の種類と選択肢

飲料自販機(最もシンプルな選択肢)

最も導入しやすいのが、通常の飲料自販機だ。飲料メーカー(コカ・コーラ・サントリー・ダイドー等)の無料設置プログラムを利用すれば、自販機本体代・設置費・メンテナンス費ゼロで設置できる

メーカー無料設置の仕組み:

  • 飲料メーカーまたはその委託オペレーターが自販機を無償提供
  • 飲料の仕入れはメーカー指定商品のみ(自由度は低い)
  • 売上の一定比率(通常5〜15%)が設置場所オーナー(飲食店)に支払われる

この方法は初期投資ゼロで始められるため、副収入を試してみる最初のステップとして最適だ。

冷凍自販機(飲食店オーナーの最強の武器)

飲食店オーナーにとって最も注目すべきのが冷凍自販機だ。自店のメニューを冷凍して自販機で24時間販売できる。

冷凍自販機で販売できる商品例:

  • ラーメン店:冷凍チャーシュー・冷凍スープ・冷凍餃子
  • 焼き鳥・串焼き店:冷凍焼き鳥・冷凍たれ
  • 洋食店:冷凍ハンバーグ・冷凍シチュー・冷凍デミグラスソース
  • パティスリー・カフェ:冷凍ケーキ・冷凍スイーツ
  • お好み焼き店:冷凍お好み焼き・冷凍たこ焼き

冷凍自販機の初期費用は1台60〜150万円程度(リースも可能)だが、自店の食材・製造ラインをそのまま活用できるため、原価率を低く抑えられるのが最大のメリットだ。

オリジナルドリンク自販機

飲食店がオリジナルのドリンク(店のクラフトコーラ・特製レモネード・オリジナルブレンドコーヒー等)をボトリングして自販機で販売する形態も増えている。

ただし、飲料をボトリングして販売するには**食品衛生法に基づく許可(飲食店営業許可とは別に、製造・加工の許可が必要な場合がある)**が必要なため、事前に保健所への確認が必須だ。

⚠️ 食品販売には許認可が必要

自販機で食品(冷凍食品・弁当・ドリンク類)を販売する場合、飲食店営業許可の範囲外になる可能性がある。特に冷凍食品の製造・販売には別途「食品製造業」の許可が必要なケースがある。設置前に必ず管轄の保健所に相談し、必要な許可を取得してから販売を開始すること。


第3章:設置場所と設置環境の整備

店前・歩道沿いへの設置

最もシンプルな設置場所は店舗の正面・入口付近だ。通行人が立ち止まって利用しやすく、店舗のブランドとの連携効果も高い。

注意点:

  • 歩道への突出は禁止:自販機は自分の敷地内に設置すること。歩道に出ると道路法・道路交通法に抵触する
  • 近隣への配慮:深夜の照明・機械音が近隣住民の迷惑にならないか確認

駐車場への設置

自店の駐車場や近隣の有料駐車場への設置は、特に郊外・ロードサイド立地の飲食店に有効だ。

駐車場設置のメリット:

  • 車を降りてから店に入るまでの動線上に設置できる
  • 閉店後の駐車場利用者(近隣住民・通行人)の需要を拾える
  • スペースに余裕があるため、複数台の設置も可能

電源工事の確認

自販機に必要な電力は、通常単相100V・15〜20Aだ。飲食店の電気設備から分岐させる形で対応できることが多いが、必ず電気工事士に相談の上、専用コンセント・漏電ブレーカーの設置を依頼すること。

アウトドア設置の場合は、防水コンセント・防水処理された配線が必要になる。


第4章:収益シミュレーション

飲料自販機の収益シミュレーション

条件:ロードサイドのラーメン店前、メーカー無料設置の飲料自販機1台

項目 詳細
1日平均販売数 20本
平均単価 150円
月間売上 150円×20本×30日 = 9万円
場所代収入(売上の10%) 9,000円/月
電気代負担(売上より差し引き) 3,000〜5,000円/月
純手取り収入 約4,000〜6,000円/月

飲料自販機の場所代収入は比較的少ないが、初期投資ゼロ・手間ほぼゼロなので純利益に近い形で収入を得られる。

冷凍自販機(自店メニュー販売)の収益シミュレーション

条件:人気ラーメン店が冷凍チャーシュー・冷凍スープセットを販売

項目 詳細
販売商品 冷凍ラーメンセット(1,200円)・冷凍チャーシュー(800円)
1日平均販売数 5セット
平均客単価 1,000円
月間売上 1,000円×5個×30日 = 15万円
原価率 35%(製造コスト・容器代含む)
原価 5.25万円
電気代・リース代 2万円
月間純利益 約7.75万円

📌 チェックポイント

冷凍自販機で自店メニューを販売する最大のメリットは「原価管理の自由度」だ。飲料自販機の場所代収入(月数千〜1万円)とは桁違いの収益が、同じ自販機という形態で実現できる。飲食店の本業の延長線上で副収入を最大化できるのが冷凍自販機の真の価値だ。

収益最大化のための複合設置

最も収益効率が高いのは、飲料自販機(メーカー無料設置)+冷凍自販機(自社所有)の組み合わせだ。

  • 飲料:来訪者への手軽な水分補給を提供し、場所代収入を確保
  • 冷凍メニュー:高単価・高利益率の商品で副収入の主力を担う

この組み合わせで月10〜20万円の副収入を実現している飲食店オーナーの事例が増えている。


第5章:税務処理と経理の注意点

自販機収入の税務上の扱い

飲食店オーナーが自販機から得る収入は、事業所得として扱われるのが一般的だ。個人事業主の場合は確定申告に含める必要がある。

飲料自販機の場所代収入の場合

  • 収入として計上し、電気代などの必要経費を差し引いて申告

冷凍自販機で自店メニューを販売する場合

  • 飲食業の売上として計上(事業所得)
  • 製造コスト・自販機リース代・電気代を必要経費として計上

消費税の扱い

自販機での飲食料品の販売は、消費税の軽減税率(8%)が適用される。ただし、自販機内のカップ飲料(機械内で調合して提供するもの)は外食扱いで10%が適用されるケースもある。

💡 税理士への相談を推奨

自販機収入の税務処理は、飲食店の事業形態(法人・個人事業主)や自販機の種類によって取り扱いが異なる場合がある。特に冷凍食品の製造販売を始める場合は、新しい事業区分の追加になることがあるため、税理士への相談を事前に行うことを強く推奨する。

確定申告での計上方法

自販機収入を確定申告に含める際は、以下の書類を整理しておこう。

  • 売上記録:自販機の売上明細(オペレーターから月次レポートが届く場合が多い)
  • 経費の領収書:電気代・補充用仕入れ・メンテナンス費・リース料
  • 減価償却:自販機を購入した場合は固定資産として減価償却

第6章:成功事例に学ぶ自販機副収入のリアル

事例1:居酒屋オーナーの冷凍おでん自販機

東京都内の居酒屋オーナーAさんは、コロナ禍を機に店前の駐車スペースに冷凍自販機を設置した。自店で仕込んだおでん(大根・こんにゃく・卵など)を冷凍パックにして1パック500〜800円で販売。

結果:月間売上約8万円、原価・経費を差し引いた純利益は約4.5万円。本業の居酒屋の閉店後も自販機が売上を作り続けるため、「もう一人スタッフが働いてくれている感覚」と話す。

事例2:ラーメン店のオリジナルチャーシュー販売

郊外のロードサイドラーメン店オーナーBさんは、名物チャーシューと特製タレをセットにした冷凍商品を自販機で販売開始。店内では食べられる「お土産」需要を掘り起こし、Instagramでの告知と組み合わせてSNSからの来訪者も獲得。

結果:月間売上15万円超。本店メニューのファンが「自販機でも買える」と口コミを広めた結果、飲食店本業の集客にも好影響が出た。

事例3:カフェオーナーの特製コーヒーゼリー自販機

地方都市のカフェオーナーCさんは、店内人気メニューのコーヒーゼリーと自家製シロップを冷凍パックにして自販機で展開。卸先の検討もしていたが、自販機経由の販売は中間マージンがかからないため利益率が高いと評価。

結果:1パック680円で月に150〜200個の販売。月間売上10〜14万円の副収入を確保。


コラム:自販機副収入で飲食店の経営を安定させる

飲食業は売上の波が激しい。繁忙期と閑散期の差、天候による客足の変動、突発的な食材価格の高騰——こうしたリスクを抱えながら経営を続けるのは精神的にも体力的にも消耗する。

自販機からの副収入は、小さくても毎月安定して入ってくる収益源だ。月5〜10万円の安定収入は、飲食店経営者の精神的な余裕を生み出し、思い切った投資や新メニュー開発への挑戦を後押しする。

また、冷凍メニューの自販機販売を通じて食材ロスを削減できるという副次的なメリットもある。閉店後に売れ残る可能性のある食材を冷凍加工して自販機で販売することで、フードロス削減と収益化を同時に実現できる。


まとめ:飲食店オーナーこそ自販機副収入の最有力候補

飲食店オーナーは、自販機副収入を始めるための条件がすでに揃っている。立地・電源・食材・調理ノウハウ——これらをそのまま活かせる点で、一般の自販機設置と比べて圧倒的に有利だ。

飲料自販機はゼロコストで副収入を始める入口として冷凍自販機は本業シナジーで収益を最大化する本命として——この2ステップで取り組めば、月5〜20万円の副収入は十分に現実的な目標になる。

まずは飲料メーカーへの無料設置相談から一歩を踏み出してみよう。

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