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新商品2026.04.05| 編集部

【芝浦自販機 KB-272EX5】72口座フリーレイアウトの食券機フラッグシップ。仕様・価格・導入事例を解説

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KB-272EX5とは:芝浦自販機が誇るフラッグシップ食券機

飲食店の注文業務を自動化する「食券機(券売機)」は、人件費削減・オーダーミス防止・回転率向上という三つの課題を一台で解決できる設備投資です。数多くのメーカーが食券機を展開するなかで、**芝浦自販機株式会社(Shibaura Vending Machine Co., Ltd.)**は業務用食券機の専業メーカーとして高い評価を受けています。

その最上位モデルが「KB-272EX5」です。最大72口座のフリーレイアウトボタン、ダブルロールオートチェンジ機能、LAN・USBによるメニュー遠隔管理など、大規模施設の過酷な運用環境に応える機能を標準搭載しています。本記事では仕様・価格・設置事例を網羅的に解説し、導入判断のための情報をまとめます。

📌 チェックポイント

KB-272EX5はスタンドアロン型食券機のなかで国内最大クラスの72口座を実現。大型食堂チェーン・病院・大学など「メニュー数が多い施設」に最も適しています。


基本スペック一覧

項目 仕様
型番 KB-272EX5
メーカー 芝浦自販機株式会社
本体価格 ¥1,155,000(税込)
外形寸法 W650 × D300 × H1600 mm
重量 約95 kg(硬貨・紙幣なし)
口座数 最大72口座(フリーレイアウト)
ディスプレイ 7インチカラー液晶サブモニター付き
対応紙幣 千円・五千円・一万円(旧紙幣・新紙幣両対応)
対応硬貨 1円・5円・10円・50円・100円・500円(新500円対応)
釣り銭収納 最大3,000枚(硬貨)
ロール紙 ダブルロールオートチェンジ方式
通信 LAN(100BASE-TX)・USB
電源 AC100V 50/60Hz
消費電力 最大180W
設置方式 スタンドアロン型(床置き)
保証 1年間(部品・工賃)

72口座フリーレイアウトとは

「口座数」が食堂運営に直結する理由

食券機の「口座数」は、一台の機械に設定できるメニューの最大数を意味します。ランチメニューが少ない小規模な食堂であれば20口座前後で足りますが、大学食堂・病院食堂・産業給食のように日替わり定食・アレルギー別メニュー・トッピング類を合わせると、50口座以上が必要になるケースは珍しくありません。

KB-272EX5が採用する「フリーレイアウト」は、ボタンサイズ・配置を画面上で自由に設定できる仕組みです。定食類は大ボタン、トッピング類は小ボタン、と視認性を高めた配置が可能なため、利用者がメニューを素早く選択でき、ピーク時の行列緩和に貢献します。

📌 チェックポイント

72口座すべてを異なる金額に設定できます。定食・麺類・丼・サイドメニュー・ドリンク・デザートを一台で網羅したい大型食堂に最適です。

ボタン設定の柔軟性

  • 価格設定: 1円単位で個別設定可能(最大9,999円)
  • ボタン名称: 全角12文字まで(商品名や説明文)
  • 品切れ設定: 個別ボタンを「品切れ」表示に即時切替(LAN経由またはUSBメモリ)
  • 時間帯切替: 朝・昼・夜でメニューセットを自動切替(時間帯別メニュー機能)

ダブルロールオートチェンジ機能

食券機の運用で最も頻繁に発生するトラブルのひとつが「ロール紙切れ」です。ピーク時にロール紙が切れると食券機が停止し、手書き対応を余儀なくされます。

KB-272EX5はダブルロールオートチェンジ方式を採用しており、第1ロール紙が残り少なくなると自動的に第2ロール紙に切り替わります。これによりロール紙交換のタイミングが大幅に延長され、ピーク中にスタッフが機械に駆けつける必要がありません。

💡 運用コスト削減のポイント

ダブルロール方式により、1日3回転の大型食堂でも朝の仕込みから夜の片付けまでロール紙交換なしで運用できるケースがあります。具体的な交換頻度はメニュー発行枚数によって異なります。


高額紙幣(万券)対応と新紙幣・新500円対応

なぜ一万円対応が重要か

昼食代が1,000円前後の食堂では、一万円札を投入する利用者は限られます。しかし病院の売店食堂や観光施設内食堂では、手持ちが一万円しかないというシーンが日常的に発生します。万券非対応機では「お釣りが出ません」と断るか、現金精算に切り替えるかのいずれかになり、顧客満足度の低下につながります。

KB-272EX5は高額紙幣(一万円札)対応を標準搭載。2024年7月に発行が始まった新一万円・新五千円・新千円紙幣にも対応済みです。新500円硬貨(バイカラー・クラッドコイン)にも対応しているため、現行流通しているすべての紙幣・硬貨を受け付けることができます。

⚠️ 旧紙幣・旧硬貨の対応について

KB-272EX5は旧紙幣と新紙幣の両方を受け付けます。ただし、旧紙幣の流通量は今後減少します。導入済み機器で新紙幣未対応の場合は、メーカーまたは販売代理店にアップグレードを相談してください。


LAN・USBによるメニュー更新・遠隔管理

マルチ店舗運営を支えるリモート管理

チェーン展開している飲食企業や複数キャンパスを持つ大学が、各拠点の食券機メニューを個別に現場管理しようとすると、相当な人手と時間がかかります。KB-272EX5はLAN接続による遠隔メニュー管理に対応しており、本部のPCから一括でメニュー更新・価格変更・品切れ設定が可能です。

  • LAN経由: ネットワーク接続時にリアルタイム更新
  • USB経由: USBメモリに設定ファイルを入れて現場で差し込むだけで更新完了
  • 売上データ取得: 日次・週次・月次の売上集計データをCSV出力可能
  • リモートモニタリング: 紙幣詰まり・紙切れなどのアラートをネットワーク経由で通知

📌 チェックポイント

LAN遠隔管理機能により、本部担当者が各店舗を巡回しなくてもメニュー変更・価格改定を完結させられます。10店舗以上のチェーンでは特に運用コスト削減効果が大きいです。


設置適合業種・導入事例

大型飲食チェーン

ラーメンチェーン・定食チェーン・牛丼チェーンなど、複数店舗展開している業態で KB-272EX5が採用されています。フリーレイアウト機能を活用し、期間限定メニューのボタンを本部から一斉に追加・削除できる点が評価されています。

産業給食・工場食堂

製造業・物流センターの従業員食堂では、メニュー数が多く、かつ1日3,000食以上を処理する施設も存在します。KB-272EX5の高速印刷(約5枚/秒)と72口座フリーレイアウトが、大量処理に耐えられる仕様として選ばれています。

大学食堂・学生食堂

複数の食堂棟を持つ大学では、LAN遠隔管理を活用して食堂毎に異なるメニューを一元管理しています。学生証との連携システムと組み合わせて、食事補助制度の自動精算に使用している事例もあります。

病院食堂・医療施設

病院内の職員食堂や患者家族向けカフェテリアでは、特別メニュー(低塩食・アレルギー対応食)の表示切替が頻繁に発生します。ボタンごとの品切れ設定を随時変更できるKB-272EX5の柔軟性が高く評価されています。


KA-Σシリーズとの違い

芝浦自販機は食券機ラインアップとして「KBシリーズ(通常型)」と「KA-Σシリーズ(バリアフリー対応型)」を展開しています。

比較項目 KB-272EX5(通常型) KA-Σシリーズ(バリアフリー型)
高さ 1,600mm 1,400mm前後(低床タイプ)
操作パネル位置 通常高さ 車椅子対応高さ
視認性 標準 傾斜パネルで見やすい
対象施設 一般食堂全般 医療施設・福祉施設・公共施設
価格 ¥1,155,000(税込) 別途見積もり

💡 バリアフリー対応が必要な施設について

病院・介護施設・公共施設など、バリアフリー法の配慮義務が生じる場所にはKA-Σシリーズを選択してください。KB-272EX5は一般飲食店・チェーン店向けのモデルです。


競合他社モデルとの価格帯比較

食券機市場には芝浦自販機のほか、グローリー・ナスタ・サンデン・パナソニック等が参入しています。下記はスタンドアロン型スタンダードクラスの価格帯目安です(2026年4月時点の編集部調査)。

メーカー・モデル 口座数 価格帯(税込)
芝浦自販機 KB-272EX5 最大72 ¥1,155,000
グローリー VT-Sシリーズ上位 最大64 ¥100〜120万円前後
ナスタ Nexシリーズ 最大48 ¥80〜100万円前後
サンデン 中型モデル 最大36 ¥70〜90万円前後

口座数・機能・耐久性を総合的に評価すると、KB-272EX5の価格は業界内で標準的な水準といえます。特に72口座という最大クラスの容量を求める施設にとっては、現実的な選択肢になります。

📌 チェックポイント

価格だけで比較すると安価なモデルに見えますが、口座数・ロール紙方式・遠隔管理の有無など機能差を踏まえて比較検討することを強くおすすめします。


導入前に確認すべき5つのポイント

1. 設置スペースの確認

KB-272EX5の外形寸法はW650×D300×H1600mmです。設置場所の出入口幅・天井高・搬入経路を事前に測定してください。特に改装前の建物や古い店舗では搬入困難なケースがあります。

2. 電源環境の確認

AC100V・15A以上のコンセントが必要です。既存のコンセントが10A回路しかない場合は電気工事が必要になります。電気工事費用は別途3〜5万円程度が目安です。

3. LAN環境の確認

遠隔管理機能を使用するためにはLAN回線が必要です。Wi-Fiアダプタはオプション扱いの場合があるため、仕様確認を行ってください。

4. メニュー設計

72口座をすべて有効活用するためには、事前にメニュー構成・価格・ボタン配置を設計しておく必要があります。芝浦自販機の販売代理店では設定サポートを提供しているケースが多いです。

5. 保守契約の検討

本体保証は1年間ですが、業務用食券機は毎日稼働する消耗品です。メーカー保守契約(年間3〜8万円程度)または販売代理店の保守プランへの加入を検討してください。


まとめ:KB-272EX5が選ばれる理由

芝浦自販機 KB-272EX5は、以下の条件を満たす施設にとって最有力候補となる食券機です。

  • メニュー数が多く、50口座以上が必要な大型食堂
  • 複数拠点を本部から一元管理したい飲食チェーン
  • 一万円対応・新紙幣対応を必須とする観光地・病院施設
  • ピーク時のロール紙切れトラブルを根本解決したい施設
  • 売上データを本部で集計・分析したい企業・法人

¥1,155,000(税込)という価格は決して安くありませんが、人件費削減・注文ミスゼロ・売上データ自動集計という三つのメリットを考慮すると、2〜3年での投資回収は十分に現実的です。導入を検討している方は、芝浦自販機の公式代理店に相談し、実機デモンストレーションを体験することをおすすめします。

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