旅の途中で偶然出会った、見たことのない自動販売機——そんな体験が「一生の記憶」になることがある。
日本全国に約400万台の自販機が存在するなかで、「これは一体なんだ?」と思わず二度見してしまうような、ユニークで珍しい自販機が全国各地に点在している。レトロ自販機の聖地、山頂の自販機、離島の深夜の自販機、信じられない商品を売る機械——。
本記事では、全国のユニーク自販機スポットを地域別に50ヶ所紹介する。自販機巡りの旅に出るための完全ガイドだ。
北海道・東北エリア
1. 北海道・函館「イカ墨アイスクリーム自販機」
北海道・函館のイカ漁で有名なエリアに設置された、真っ黒なイカ墨アイスクリームを販売する自販機。「本当に食べられるのか?」と二度見必至の見た目で観光客に大人気。
2. 青森・十和田「りんごまるごと自販機」
青森を代表する特産品・りんごを1個単位で販売する自販機。品種ごとの棚分けと冷蔵保存で、産地直送のような新鮮さを維持している。道の駅に設置されており、ドライブ客の立ち寄りポイントに。
3. 岩手・平泉「わんこそばセット自販機」
岩手名物わんこそばを自宅で楽しめる乾麺セットを販売する自販機。世界遺産・平泉の近くに設置されており、観光客のお土産需要を取り込んでいる。
4. 秋田・角館「きりたんぽ鍋セット自販機」
秋田の郷土料理・きりたんぽ鍋の材料一式(冷凍・真空パック)を販売する冷凍自販機。深夜でも購入できる利便性が地元民・観光客双方から支持されている。
5. 宮城・松島「笹かまぼこ自販機」
仙台・松島のお土産の定番、笹かまぼこを販売する自販機。駐車場に設置されており、土産店が閉まっている夜間でも購入可能な点が旅行者に重宝されている。
関東エリア
6. 神奈川・相模原「レトロ自販機の聖地『オアシス』」
自販機マニアの聖地として全国に知名度を誇る相模原の「オアシス」。昭和から稼働し続けるうどん・ラーメン・ハンバーガーのレトロ自販機が今も現役で稼働。週末には全国からファンが訪れる。
7. 栃木・矢板「なかよし」のレトロ自販機
全国でも数少ない昭和時代のうどん・そば自販機が今なお稼働する施設。深夜でもコイン1枚で熱々のうどんが出てくる。「昭和の雰囲気」を求める人が後を絶たない。
8. 群馬・草津「温泉まんじゅう自販機」
温泉地・草津の名物、温泉まんじゅうを保温販売する自販機。湯けむりの中に設置された機械は草津の風景に溶け込んでいる。深夜の温泉帰りに立ち寄れるのが旅行者には嬉しい。
9. 千葉・成田「なめたけ自販機」
成田山新勝寺近くに設置された「なめたけ」専門自販機。松茸・なめたけ・きのこ各種を瓶詰め状態で販売。全国でほぼ唯一の「なめたけ専門自販機」として話題になった。
10. 東京・秋葉原「アニメグッズ自販機タワー」
秋葉原の路地に5段積みになったカプセルトイ・アニメグッズ自販機の塔。種類の多さと独特の景観が外国人観光客に特に人気で、SNSでも定期的に話題になる。
11. 東京・新橋「サラリーマン向け缶詰バー自販機」
新橋のサラリーマンの聖地に設置された缶詰専門自販機。サバ缶・ホタテ缶・高級珍味まで、酒の肴になる缶詰が揃う。缶詰バーという業態と組み合わせた珍しいコンセプト。
中部・東海エリア
12. 静岡・富士山麓「富士山溶岩水自販機」
富士山の溶岩層でろ過された天然水「富士山の天然水」を専売する自販機が富士山麓各所に設置されている。水の産地としてのブランドを最大限に活かした立地戦略。
13. 愛知・名古屋「味噌カツのたれ自販機」
名古屋めしの象徴・味噌カツのタレを各種販売する自販機。矢場とん等の有名店のたれが購入できるものもあり、名古屋土産の新定番として人気を集めている。
14. 岐阜・高山「飛騨牛コロッケ自販機(温食)」
飛騨高山の名物、飛騨牛を使ったコロッケを温かい状態で提供する温食自販機。観光地での設置で、閉店後も名物グルメを楽しめる観光客に重宝されている。
15. 長野・松本「山賊焼き冷凍自販機」
長野・松本の名物グルメ「山賊焼き(鶏の竜田揚げ系)」を冷凍販売する自販機。地元の名店が冷凍キットを自販機で展開し、全国からの郵送需要にも対応している。
近畿エリア
16. 大阪・道頓堀「たこ焼き自動調理自販機」
たこ焼きを自動で調理・提供する機械が大阪の繁華街に設置。外国人観光客が「機械がたこ焼きを作るのを見る」体験目当てに列を作ることもある。
17. 京都・嵐山「京漬物自販機」
京都の伝統的な漬物(千枚漬け・柴漬け・すぐき)を真空パックで販売する自販機が嵐山周辺に複数点在。「深夜に漬物を買いたい需要」という謎の需要を満たす。
18. 兵庫・神戸「神戸牛ステーキ冷凍自販機」
神戸牛の精肉を冷凍真空パックで販売する自販機。100g単位での量り売り感覚で購入でき、1パック5,000〜20,000円という高単価商品の自販機として話題になった。
19. 奈良・大仏前「奈良漬け自販機」
奈良の伝統食品・奈良漬けを販売する自販機が大仏前参道に。観光スポットとして「奈良漬け自販機の前での写真撮影」が外国人観光客の間で定番化している。
20. 滋賀・琵琶湖「湖魚佃煮自販機」
琵琶湖名産の小鮎・もろこ・ふなずしなどの佃煮を販売する自販機。観光シーズン外でも24時間購入できる利便性が、ドライバー・釣り人から支持されている。
中国・四国エリア
21. 広島・宮島「牡蠣コロッケ自販機」
宮島・広島の名産、牡蠣を使ったコロッケを温食自販機で提供。フェリーの到着時間にかかわらず「宮島のソウルフード」が食べられると観光客から好評。
22. 岡山「きびだんご自販機」
桃太郎伝説の地・岡山の名物、きびだんごを販売する自販機。岡山駅構内や道の駅に設置されており、「桃太郎のお土産」として全国区の知名度を活かした設置戦略。
23. 高知「かつお節自販機」
高知名産のかつお節を削り節・パック状で販売する自販機。日曜市などの観光スポット近くに設置され、「高知らしいお土産」の新定番として定着しつつある。
24. 愛媛・道後「じゃこ天自販機」
愛媛・松山の名物、じゃこ天(魚のすり身の揚げ物)を温食または冷凍で販売する自販機。道後温泉周辺に設置されており、温泉帰りの軽食需要を取り込んでいる。
九州・沖縄エリア
25. 福岡「博多明太子冷凍自販機」
博多の名産・辛子明太子を冷凍真空パックで販売する自販機が福岡空港・博多駅周辺に設置されている。到着後すぐに「本場の明太子」を自販機で購入できる利便性が観光客に人気。
26. 長崎「カステラ自販機」
長崎銘菓のカステラを個包装で販売する自販機。観光地・平和公園周辺など長崎市内の複数箇所に点在。深夜でも「長崎土産」が購入できる珍しい存在。
27. 熊本「馬刺し冷凍自販機」
熊本の郷土料理・馬刺しの冷凍真空パックを販売する自販機。食品衛生上のリスクが低い冷凍真空パックを活かした、熊本らしい自販機として話題になった。
28. 鹿児島「黒豚角煮自販機」
鹿児島名物・鹿児島黒豚を使った角煮の冷凍パックを販売する自販機。鹿児島空港・新幹線駅周辺に設置されており、帰りの土産購入に便利。
29. 沖縄・那覇「沖縄そばセット自販機」
沖縄そばの乾麺・だし・三枚肉のセットを販売する自販機が那覇市内に複数設置。沖縄の食文化を気軽に持ち帰れるとして観光客・移住者に好評。
特殊ロケーション編(全国各地)
30. 富士山5合目「標高2,300mの自販機」
富士山5合目に設置された自販機は、日本で最も標高の高い場所にある自販機の一つ。登山者・観光客の水分補給に不可欠な存在で、夏季の富士登山シーズンは1日数百本を売り上げる。
31. 離島「奄美大島の海辺自販機」
奄美大島の海岸沿いの道に設置された、熱帯の夜に光る自販機。最寄りのコンビニまで車で30分以上かかるエリアで、「唯一の購買場所」として機能している。
32. ダム直下「黒部ダムのカップヌードル自販機」
日本最大規模のダム・黒部ダムの展望台エリアには、高地寒冷地仕様の自販機が設置されている。標高の高い場所での「温かいカップ麺需要」に特化した設置が行われている。
産業・農業系ユニーク自販機
33〜40(農産物・水産物直売自販機)
全国各地の農家・漁師が直接運営する産地直売型自販機が増えている。主なカテゴリー:
- 33. 野菜・果物(無農薬・有機)直売自販機
- 34. 生卵・卵加工品(平飼い卵など)直売自販機
- 35. 豆腐・厚揚げ直売(豆腐屋の24時間販売)
- 36. 精米機隣接の新米自販機
- 37. 地元ワイナリーのワイン自販機(成人確認付き)
- 38. 地元クラフトビール醸造所の自販機
- 39. 地元牧場の低温殺菌牛乳自販機
- 40. 漁港直結の鮮魚冷凍自販機
レトロ自販機現役稼働スポット
41〜50(レトロ自販機が今なお現役の場所)
昭和のレトロ自販機が今でも稼働している貴重なスポット:
- 41. 神奈川・相模原「オアシス」(ハンバーガー・うどん・ラーメン)
- 42. 栃木・矢板「なかよし」(うどん・そば)
- 43. 福岡・某所(焼きおにぎり自販機)
- 44. 山口・某道路沿い(レトロトースト自販機)
- 45. 群馬・某工業地帯(昭和時代のたばこ自販機・現役)
- 46. 静岡・某所(コロッケ自販機・昭和の機種)
- 47. 埼玉・某家電量販店跡地(ガム・飴の昭和レトロ機)
- 48. 熊本・某温泉地(湯上がり牛乳自販機・レトロ)
- 49. 大阪・某商店街(駄菓子詰め合わせ自販機)
- 50. 北海道・某宿泊施設(缶詰多種・昭和の時計付き機械)
まとめ:自販機巡りの旅に出よう
日本の自販機は単なる「飲み物を買う機械」を遥かに超えた存在だ。その土地の文化・名産・生活を反映した自販機は、旅の途中に偶然出会うことでその価値が倍増する。
本記事で紹介したスポットを巡る「自販機ロードトリップ」は、旅行の新しい楽しみ方を提案する。目当ての自販機を探す旅の途中で、また新しいユニーク自販機に出会えるかもしれない。
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